みなさん
こんにちは!
さて本日もブログ書いていこうと思います^ ^
本日のテーマは、
『ビジョントレーニングの成果!「落ち着きがなくて、、、」からの驚きの変化について』
です!
目次
1.この言葉について
『落ち着きがなくて、、、』
はRくんの親御さんが、ビジョントレーニングを始める時に言っていた言葉です。
親御さん的には、妹と比べるといつもがさがさしたり、妹を激しく扱ったりしている様に感じていた様です。
そんなRくん、楽しくお友達と一緒に毎週ビジョントレーニングを続けました。
といっても遊んでる感覚に近いとは思いますがw
2.ビジョントレーニングを続けて
約1年強ビジョントレーニングを続けたある時、Rくんの事を知る親御さんから、お話しを聞いたのですが、ある体操教室に通っていて、以前は全然出来なかった事がどんどんできるようになり、最近できるチームで頑張っている。
と聞きました。
その他にも、よくみんなをリードしてくれたりもしていました。
3.結果
そんなある日、親御さんから驚きの言葉を聞きました。
何だと思いますか??
結論から言ってしまうと、
『最近落ち着きすぎて怖いんです』
「すごい成果やーん」
って感じていたのですが、
親御さん的には今までのRくんとガラリと変わっていたので、何か不安になられたのかもしれませんね。
Rくんもそうでしたが、落ち着き無い様に見える子ども達に、
「静かにしてなさい」
とか
「落ち着いて」
とか
「じっとしてなさい」
とか言っても、落ち着く事ができないのなら、そういう言葉をいう事自体が無駄だと私は感じています。
落ち着いていられる子は、2度3度言えば、落ち着けます。
それが、何度いっても出来ないのだから、別に原因があるのかもと思った方が良いです。
ビジョントレーニングの世界では、よく言われているのですが、
・落ち着いていられる
・じっと座ってられる
このような状態で子どもがいれる為には、先ず沢山の動きを学ぶ必要があるのです。
沢山の動きから学ぶ多くの事があって、初めて、落ち着いていれたり、じっと座ってられるという、高度な事が出来る様になるのです。
大人から見たら、楽そうなじっと座るという行為も子どもからしたら、高度な事だったりします。
もう少し詳しくいうと、
例えば、人が椅子に座っているとします。
脳はこの時、全身からくる情報をキャッチして、
・足がこの位置にあるな!
・手はこの位置だな。
・こんな姿勢で座ってるな!
などいちいち目で見なくてもわかる様になっています。
ただその情報のキャッチが未熟な子の、脳はどう感じるかというと、
・足はどこにあるんだ??
・手の位置は??
・どんな周りの空間の中にどんな風にいるのだろう??自分の姿勢は?
などとなり、不安な状態に脳がなります。
不安になった脳はどうするかというと、
・足の位置はどこだろう→ぶらぶら
・手の位置は?→太ももと椅子の間に挟む
・どんな姿勢?→椅子をガッタンガッタン揺らす。
等より強い刺激を求めます。
この他にも沢山より強い刺激を求めて落ち着きなく見える行動を無意識にしていきます。でもそのおかげで、脳は安心する事ができるのです。
話しをもどしますが、ようは脳が安心しようとしてやっている事を、無理矢理止めて、例えば勉強しようとしても、100%目の前の事に集中できないのです。
こういう力は固有受容の発達によって確立されていくものなのです。
そして、その発達の為には、沢山の意味のある動きが大切になってきます。
もし、落ち着きないなと思ったら、先ずしっかりと意味のある身体の学びを取り入れてあげてください^ ^
実はそちらの方が、近道だったりしますよ^ ^
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!