こんにちは^^
本日もブログを元気に書いていきます!
本日のテーマは
『球技が苦手な子必見!球技が上手くなる為のビジョントレーニング法』
です。
目次
運動が苦手なYくん
小学4年生のYくんが、運動が苦手と来られました。
電車や数字が大好きな男の子でしたが、
お母様としては、
特に球技が苦手で、
球技が苦にならないようにしてあげたい!
という事でした。
なぜボールが取れない??
Yくんですが、
ボールを投てみると、すぐに目をつぶり、
ボールを見れていませんでした。
そもそも、追視が全然できていない^^;
さらに、自身の中心線を視線が越えれない。
(目だけうまく動かせず、顔や体を動かして調整していました。)
焦点が合ってるかも微妙な感じでは、
ボールが見れない(目で追えない)
↓
顔や体に当る
↓
怖い
となるのは当然で、さらに苦手になっちゃいますね(;^_^A
目で物を見る(練習編)
という事で、Y君には、目で物を見る練習を、
「楽しみながら」
を意識して行いました。
その中で評判が良かったと思うものをいくつかご紹介します^^
1.ナットとボルト
・様々な大きさのナットとボルトをたくさん用意します。
・大きさの合うナットとボルトを見つけて、はめていきます。
・最後まで、うまく指先を使いながら、はめれたら次に。
目的:固視と指先の微細運動
まずは、一点を見続けるという事を目的として取り組んでいます。
中々見ながらでないとうまくナットとボルトがはまらない、良い取り組みです^^
2.羽つかみ
・羽とコップを用意します。
・椅子の上から、一枚羽を落とします。
・コップで羽をキャッチします。
・あとはそれを繰り返します。
目的:追視(目で羽を追いかける)
羽だとゆっくり落ちてくるので、目で追いやすい。
またキャッチ何枚できたかなど、
少しゲーム性を持たせると楽しくできる。
(慣れてきたら指でキャッチなどする。)
3.椅子の上落ちてくるお手玉をよける
・お手玉を用意
・寝転んでもらう
・椅子の上からお手玉を落とす。
・顔だけ使ってよける
(椅子の座るところをお手玉が超えるまではなるべく見る意識をもつ)
目的:追視と頭の構成図を学ぶ
少し、落とす位置は工夫が必要だが、当たらないようによける為に、
しっかり目で追い、うまく頭をそらす。
この他にも、
・飛んできたお手玉を手で弾く
・ゆっくりボールを持った私の手を近づけていきながら、よく見てよける。
・視線をジャンプさせる
など、色々な取り組みをしていきました。
すると、半年もしない間に、目で追いかけて、飛んできたお手玉を、
「キャッチ」出来るようになりました。
お母さんの反応
Yくんですが、うまくお手玉をキャッチできるようになったので、
さっそくお母さんに見せることにしました。
すごーいw
なんだかYくん本人以上に喜んでいました^^
ちなみにYくんは、そんなの普通~みたいな感じで、
スッパンとキャッチw
その度に拍手がw
Yくんですが、キャッチはもちろんですが、
目の使い方が上手くなってきて、
全体的に
「だらーん」
とした感じから、
少しシャキーンとした感じになり、
見た感じが最初のころと比べて、
しっかりして決ました。
ビジョントレーニングってすごいですね^^
本日も最後までお読みいただきありがとうございました^^
今回のY君の事例が何かの参考になれば幸いです。